ホテル関係者・インテリアデザイン関係者必聴のトークセッションが開催決定
英国に22年暮らし、インテリアデザインの世界において第一線で活躍してきた澤山乃莉子が熱海に拠点を移すきっかけとなった古民家との出会い。この古民家再生プロジェクトを追った軌跡とキュレーションホテルの可能性を解説した著者初の単行本「キュレーションホテルが拓く伝統の未来」の出版を記念し、㈱オータパブリケイションズより、村上実氏をゲストに迎えたトークセッションを開催致します。
著者は、ホテル業界とインテリア業界でそれぞれ10年以上のキャリアを持ち、インバウンドを見据えると、日本の伝統や文化を未来志向で凝縮した空間こそが共感を呼び、収益性を高めるデザインであると考えています。それを具現化したキュレーションホテルのコンセプトを考察しながら、未来のホテルの在り方をディスカッションします。
昨年度、著者は週刊ホテルレストラン別冊「決定版 必ず成功するホテルリノベーション PART11」へ20ページに渡り、ロンドンの現地取材を含むキュレーションホテルの新業態について寄稿し、シンポジウムのトークセッションへも参加しました。今回、単行本におけるキュレーションホテル解説・スペシャルインタビューページの掲載を快諾し、ホテルの未来について明確なビジョンを持つ著者の理念に共感した村上実氏と澤山乃莉子による対談が再び実現します。会場となる「ドマーニ日本橋ショールーム」のラウンジのような落ち着いた空間で、家具づくりへのこだわりと技術の粋を集結させたカリモク家具・ドマーニブランドのソファやチェアでくつろぎながら、リラックスした雰囲気で二人のトークをお楽しみください。
[トークセッション内容]
・いまなぜキュレーションホテルが求められるのか
・サステイナブル哲学が、市場の共感を拓く
・多様な形態が生み出す、新たなビジネスモデル
・インバウンド需要が求めるホテルの在り方、日本の魅せ方 ほか
*内容は変更する場合もございます。予めご了承ください。
『キュレーションホテルが拓く伝統の未来』
著者:澤山乃莉子
発売:2019年6月25日
発行所:(株)エイトノットアンドカンパニー
発売所:丸善出版株式会社
仕様:ハードカバー/本文224ページ
定価:¥3,500(税抜)ISBN:978-4-904072-36-3 C3052
【トークセッション概要】
日時:2019年7月12日(金)17:00〜19:00 (受付開始 16:30)
第1部 トークセッション 17:00〜18:00 第2部 著者、ゲストと参加者同士の交流会 18:00〜19:00
会場:ドマーニ日本橋ショールーム アクセスマップはこちらから
参加費:¥6,500 (書籍代・交流会参加費込み)
定員:80名予定
◉ご参加された方には「キュレーションホテルが拓く伝統の未来」を1冊差し上げます。当日著者によるサインも承ります。
◉交流会ではドリンク、軽食をお楽しみいただきながら、ホテル関係者、インテリアデザイン関係者の参加者の方々とご自由にネットワーキングを広げてください。
協力:カリモク家具株式会社 ドマーニ日本橋ショールーム https://www.domani.jp/
イベントに関するお問い合わせは、下記電話番号または info@babid@org までお気軽にご連絡ください。
お申し込みはウェブサイト並びに電話で承ります。
TEL:03-6804-6501
お申し込みはこちらからのページから
澤山乃莉子 Noriko Sawayama
インテリアデザイナー、デザインプロデューサー、学芸員、キュレーションホテル協会代表理事、一般社団法人 英国インテリアデザインビジネス協会(BABID)代表理事、英国インテリアデザイン協会(BIID)日本支部プレジデント。
1959年生まれ。明治大学で地理学を学び学芸員資格取得。JAL国際線客室乗務員を経て、ホテル西洋開設準備室から10年間、ホテルコンサルとして活動。1995年から英国に渡りインテリアデザインを修め、2000年から2017年にかけロンドンでデザイン事務所を主宰。2000年から2017年にかけロンドンでNSDAインテリアデザインオフィス主宰。ホテル・レストラン、住宅、家具デザイン、大手の開発事業などを手掛け、2016年6月には歴代8人目となる「BIID Merit Award 2016」受賞。2018年英国商業会議所起業家賞受賞、家具デザインでは2002年D&D Award、「蓮夕」シリーズがElle Deco誌 による未来に残す100の家具デザインに選出され3年連続ミラノサローネで展示、インテリアデザインでは2016年、2018年にTHE INTERNATIONAL DESIGN & ARCHITECTURE AWARDSで入賞するなど、日英での受賞や雑誌掲載も多数。長年にわたるプロ向け欧州トレンドレポート、プロ向けデザイン塾主宰など、執筆・教育・講演分野でも活躍。日欧双方の視点からのデザイン各分野への提言は常に高い評価を誇る。
村上実 Minoru Mukarami
1951 年生まれ。74 年國學院大學文学部卒。同年㈱日本マンパワー入社。教育事業部にて「中小企業診断士」関連の企画を担当。併せて地域診断などのコンサルティングを担当。78 年㈱オータパブリケイションズ入社。『週刊ホテルレストラン』副編集長を経て90 年より『月刊 the HOTEL』編集長、95 年取締役、98年より取締役経営調査室長、02 年より『週刊ホテルレストラン』編集長を兼務。「横浜市コンベンション都市推進基本策定検討委員会委員」(98 年)、「北海道後志支庁地域政策観光課による経済活性化委員会委員」(99 年)、「産業再生機構」調査委員(04 年)、「観光情報学会」常任講師、「文部科学省・専修学校教育重点支援プラン」実地委員(06 年)、国土交通省「多様な食文化・食習慣を有する訪日外国人への接遇ガイドライン」委員(08)などを歴任。多数のセミナー講師を務める。06 年 4 月より取締役経営調査室長、08 年 4 月より編集総局長を兼務。主な著書として、『吉村 仁と 5 人の賢人』(06 年)、『スーパーベンチャーの創り方』(14 年)などがある。大津女子大学マネジメントアカデミー講師、慶應義塾大学寄付附講座講師。