第7回「アートで彩るライフスタイル」

澤山乃莉子監修 インテリアコラム
第7回「アートで彩るライフスタイル」

皆さんこんにちは。【世界的インテリアデザイナーを日本でコミッション】インテリアプロデュース協会、BABIDです。
代表の澤山乃莉子が20年余りのロンドン生活で学び、構築してきたインテリアセオリー・ライフスタイルについてお話していこうと思います。

冷たい風が吹き始めました。みなさまは「食欲の秋」 楽しんでいますか?

 

日本初キュレーションホテル・サロン「熱海桃乃八庵」

先日日本初のキュレーションホテル・サロン「熱海桃乃八庵」にて
英国で大人気のフードデモンストレーター横山明美さんのクッキングサロン
『洋の東西の融合』を開催しました。
10人のキャリア女性をお招きしての今回のワークショップ。

料理を楽しみながらそれぞれのキャリアが交わる貴重な時間をお過ごしいただきました。

まさに人が集まる家ですね。

そして、インテリアデザイナーとして忘れてならないのが「芸術の秋」!!!
インテリア大国ロンドンでは、アンティークマーケットを含むと10以上の大型アートフェアがひらかれる時期です。

 

Frieze Art Fair 2018 in London

第2回のコラム「オリンピックとインテリア」 でお話したように「家を中心とした暮らし」を実現させるロンドナーにとって、
良いアートを所有する事は一種のステータス。株や土地に並ぶ「投資」の対象として考えられるのです。

しかしお金のためだけではありません。みな、本当にアートが大好き。楽しんでいます。

イギリスではよく学校の授業で、美術館や博物館に行きデッサンを行います。見る力を養うためです。
音楽やデザインの成績は5教科と同等の価値と見られます。
この教育方針がアート好きの大人を育て、多くの消費を生み、国を代表する産業にまで発展させているのです。

そしておのずと、インテリアデザイナーはアートディレクターの役割を果たす事となります。

Design by Daniel Hopwood
クラシックなプロポーションがベースのスタイル。でも右端のアートを見てください。
なんとコンテンポラリーなピクチャーアート!アンティークの肖像画ではないところが粋ですね。

 

Design by Gregory Phillips
すっきりとしたラインが美しいモダニズム建築の極み。
ここでもピクチャーアート。 アートがなければ完成しない空間です。

 

Design by Stephen Ryan
インテリアにアートがフィットしているというよりは、絵を元にカラースキムが組み立てられています。
ダイナミック且つ繊細な色彩感覚です。


まずは、絵を飾る・ピクチャーアートを飾る・伝統工芸品のお皿を飾る―

そんな文化をあなたの家で実現してみてください。

 

世界クラスのインテリアへ -澤山塾- モジュールラーニング


澤山塾で学ぶと どこでもかまわず壁面収納づくしの家には住めなくなってしまいますよ。

お気に入りのアートを壁にそっとかける自分を想像してみてください。
いらないものを溜め込む自分よりずっと素敵ではありませんか?

 

 

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